【神奈川県】相模原・厚木エリアの住宅展示場&ハウスメーカーのおすすめ9選

2025年11月4日

「町田や横浜へのアクセスも良く、自然も残る相模原・厚木エリアで家を建てたい。でも住宅展示場が複数あり、どこを見学すればいいのか迷ってしまう」

「工務店から大手ハウスメーカーまで選択肢が多く、違いを見極められるか不安」

相模原・厚木エリアで家を建てたいと考えている方の中には、上記のような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?

住宅展示場見学やハウスメーカー選びは、家づくりの最初のステップです。見学する展示場によって、選べるハウスメーカーや提案内容が変わってきます。

この記事では、相模原・厚木エリアの住宅展示場のおすすめと、そこでチェックできるハウスメーカーの中から9社をご紹介します。

このエリアは、都心へのアクセスと自然環境のバランスが取れた人気の住宅地で、高級志向の方向け展示場から、子育て世代に寄り添った展示場まで幅広く揃っているのが魅力です。

それぞれのハウスメーカーの特徴や見学のポイント、注意点も詳しく解説しているので、家づくりを検討している人は参考にしてください。

見学予約やモデルハウス情報は、各住宅展示場の公式サイトや見学予約フォームからアクセスできます。気になる展示場が見つかったら、予約して効率よく回りましょう。

この記事の目次

住宅展示場とは

住宅展示場

住宅展示場とは、複数のハウスメーカーや工務店のモデルハウスを一度に比較できる場です。音の響きや天井高による開放感、住宅設備などを実物で比較でき、各メーカーのモデルハウスを個別に見学するよりも効率的に情報を集められます。

また、各社の担当者に予算や土地の条件を直接相談できるため、家づくりの初期段階において有益な情報収集の場となります。

1日に複数のモデルハウスを回れば、自身のおおまかな好みや方向性を把握できるため、家づくりを考え始めた段階で訪れる場として適しています。キッズスペースや家族向けイベントが用意されている展示場も多く、家族で訪れやすいのも特徴です。

住宅展示場とモデルハウスの違い

住宅展示場は複数のハウスメーカーのモデルハウスを一度に見学できる場所で、モデルハウスは各メーカーが建てた最新の技術や様々な設備を取り入れたショールームです。

効率よく複数の会社を比較したい場合は住宅展示場、特定のハウスメーカーの仕様や設計思想を深く知りたい場合はモデルハウスの見学が適しています。

住宅展示場では、最新の仕様や間取りを把握できるため、家づくりの比較検討を始めるのに最適です。

住宅展示場を見学するメリット

住宅展示場のメリットは以下の3つです。

  • 複数の住宅メーカーを比較できる
  • プロに直接相談できる
  • 家での暮らしを具体的にイメージできる

住宅展示場では、複数メーカーの最新仕様を同じ場所で見比べられるため、性能差を短時間で把握できます。

さらに、営業担当者に、資金計画や土地選びについて相談できるため、家づくりの方向性を早い段階で明確にできます。

他にも間取りや収納を実寸で確認できるため、家族の希望や優先順位をすり合わせるのにも役立つでしょう。

神奈川県(相模原・厚木エリア)の住宅展示場の失敗しない選び方

神奈川県(相模原・厚木エリア)の住宅展示場

住宅展示場を選ぶ際は、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

  • 自分の家づくりの方向性に合った展示場か
  • 気になるハウスメーカーや工務店が出展しているか
  • 建てたい家の特徴に当てはまっているか

それぞれ詳しく解説します。

1.自分の家づくりの方向性に合った展示場か

住宅展示場は場所やアクセスの良さだけでなく「家づくりの方向性」に合っているかを基準に選ぶことが大切です。

家族構成や暮らし方を想定して設計されたモデルハウスが増えており、展示場ごとに提案される住まいのタイプが異なります。

たとえば、最上位モデルを集めた高級志向の方向けの展示場もあれば、限られた予算でマイホームの夢を叶えたい方向けや、住み替えニーズを持つ方向けの展示場もあります。異なる特徴があるため、展示場のコンセプトを事前に確認しておきましょう。

2.気になるハウスメーカーや工務店が出展しているか

住宅展示場を選ぶ際は、気になるハウスメーカーや工務店が出展している展示場かどうか、事前にチェックしましょう。見学の目的があいまいなまま現地に行くと、どのモデルハウスを見るべきか迷いやすくなり、比較の精度も下がってしまいます。

まずは、SNSやカタログ請求などを通じて、興味のあるハウスメーカーや工務店を2〜3社ほどピックアップしてください。次に、それらのメーカーがどの住宅展示場に出展しているかを確認します。

出展情報は、家ーるのモデルハウス検索機能でも簡単に探すことができます。各ハウスメーカーの公式サイトでも確認できることが多いので、あわせてチェックし、見学候補を絞り込むと効率的です。

家ーるのモデルハウス検索機能はこちら

3.建てたい家の特徴に当てはまっているか

建てたい家のイメージが具体的に固まっている場合は、その特徴を実際に体感できるモデルハウスがある展示場を選ぶとよいでしょう。

ハウスメーカーごとに得意とする住宅のスタイルや性能が異なるため、理想の家の条件を明確にしておくと、比較・検討がしやすくなります。

たとえば、吹き抜けのある間取り、モダンな外観デザイン、断熱性や耐震性に優れた構造など、ハウスメーカーごとに特徴があります。重視したいポイントに優先順位をつけることで、見学の際に注目すべき点が明確になり、展示場の選定もスムーズに進められます。

神奈川県(相模原・厚木エリア)でおすすめの住宅展示場とハウスメーカー

神奈川県(相模原・厚木エリア)でおすすめの住宅展示場とハウスメーカー

相模原・厚木エリアでおすすめの住宅展示場は以下の3つです。

  • レジデンスサイト横浜町田
  • 相模原住宅公園
  • 厚木住宅公園

ハウスメーカーは一般的に、木造・鉄骨造・RC造(鉄筋コンクリート)のいずれかの工法に特化しており、工法によって快適性や耐久性、デザインの自由度などに違いが生まれます。

各モデルハウスを比較する際には、工法の特徴にも目を向けると、家づくりの判断材料が増えるでしょう。

ここからは、神奈川県(相模原・厚木エリア)でおすすめの住宅展示場と、各展示場に出展しているハウスメーカーを紹介します。

レジデンスサイト横浜町田

レジデンスサイト横浜町田

高級志向の方には「邸宅提案型」のコンセプトで設計されている「レジデンスサイト横浜町田」がおすすめです。

東京・神奈川の広域からアクセスしやすい立地にあり、南町田・相模原エリアの国道16号沿いに全9区画を展開しています。標準区画は約97坪で、一般的な住宅展示場(約60坪)と比べて広めに設定されています。

各社の最上位モデルがゆったりとした敷地内に建てられており、空間の演出や見どころの工夫が随所に凝らされているのが特徴です。また、敷地内にはテスラのスーパーチャージャーが6台設置されており、充電にかかる30〜60分の合間を利用してモデルハウス見学も可能です。横浜町田ICにも近く、ドライブの途中に立ち寄りやすいでしょう。

以下では、レジデンスサイト横浜町田に出展中のハウスメーカーを3社ご紹介します。

ミサワホーム

ミサワホーム

ミサワホームは、自然と共存する心地よい、新しいかたちの邸宅をテーマに「大空間と安心性能」を両立した木造住宅の住まいを提案しています。

展示棟には、木質パネル接着工法 (木質パネル同士を高分子接着剤などで接合し、床・壁・屋根の6面体を形成する工法)を採用した「CENTURY Primore」を展示しています。

モデルハウスは、広い敷地に建物面積69.2坪と、一般的な展示棟よりもゆとりのある設計です。2mの軒出による深みのある外観や、開放感のある高天井リビング、家族の暮らしに寄り添った新しい収納提案など、大家族が快適に暮らせる工夫が随所に施されています。

また、高断熱・高耐震・耐風性能を高いレベルで維持したまま、大空間・高天井を実現している点も大きな魅力です。機能性と美しさを兼ね備えた住まいを体感したい方におすすめです。

積水ハウス

積水ハウス

積水ハウスは、住宅業界でも屈指の技術力とデザイン性を兼ね備えたハウスメーカーです。住宅展示場では、首都圏で展開されている最高級モデル「イズ(IS)」を採用しており、品質と快適性の高さが際立っています。

「イズ」シリーズは、使用する鋼材の厚みが6mm未満の軽量鉄骨造 で、耐震性・耐久性に優れているのが特徴です。高い安全性と設計の自由度を両立させており、都市型住宅に適しています。

住まいの設計に関しては、内と外のつながりを大胆に取り入れた空間設計が施されています。特に、建物の中心に設けられた「センターコート」と、外からの視線を遮りながら自然光をふんだんに取り込む「ライトコート」の2つの中庭が大きな特徴です。

これら2つのコートが、大空間のリビングを2つ配置する構成を可能にし、都市型住宅でありながら、開放感とプライバシー性を両立しています。

さらに、吹き抜け構造のあるリビングや、品格を感じさせるインテリア、細部まで設計されたゆとりある間取りなど、上質な暮らしを追求した設計が随所に反映されています。

セキスイハイム

セキスイハイム

セキスイハイムは、確かな品質と快適な住まいを追求する鉄骨系ハウスメーカーとして、多くの支持を集めています。

展示場では、同社を代表する商品の「パルフェ」を見学できます。工法は、鉄骨ラーメン構造によるユニット工法を採用しています。工場であらかじめ構造体をボックス単位で仕上げるため、工期が短く、品質が安定しているのが特徴です。

デザインコンセプトには「復活と再生」を掲げ、光と陰、「ハレとケ」といった日本的な美意識を住まいの中に表現しています。長く伸びた水平ラインの庇(ひさし)や、深い軒が生み出す美しい陰影、白いタイルとのコントラストが、存在感あるダイナミックな外観を形づくっています。本物志向の方にも応える、正統派の一邸です。室内では、緑が室内と屋外をやさしくつなぎ、自然に包まれているような心地よさを体感できます。吹き抜けのある大空間や、空とつながるような高い天井、全館空調による快適な温熱環境など、機能性とくつろぎが融合した設計が魅力です。

さらに、空中庭園やグレートーンを基調としたインテリアも取り入れられており、落ち着きのある美しい空間が広がります。

気になるモデルハウスがあれば、事前予約してゆっくり見学してみましょう。以下のリンクから、レジデンスサイト横浜町田の見学予約ができます。

相模原住宅公園

相模原住宅公園

相模原住宅公園は、マイホームの夢を実現しやすい価格帯の住宅が出展されている展示場です。初めての家づくりを考えている方はもちろん、住み替えを検討中の方にも適しています。

国道16号線のすぐ近くに位置し、JR相模原駅から徒歩圏内という交通アクセスの良さが魅力です。全11区画と比較的コンパクトな規模ながら、複数メーカーを効率的に比較できます。

立地はJR相模原駅から徒歩圏内、約1kmの場所にあり、相模原市役所などの行政関連施設が集中するエリアにも近接しています。

また、向かいには地元のショッピングモールがあるほか、周辺には飲食店も多く、買い物や外食とあわせて気軽に立ち寄れるのも魅力です。

以下では、相模原住宅公園にあるハウスメーカーを3つ紹介します。

桧家住宅

桧家住宅

桧家住宅は、機能性・デザイン性・コストパフォーマンスのバランスに優れた木造住宅を提案しており、初めてのマイホームづくりにぴったりのハウスメーカーです。展示場では、主力商品である「スマート・ワン」を見学可能です。

構造には、日本の伝統的な建築技術の木造軸組工法(柱と梁を組み、筋交いという斜めの材を入れて補強して家を建てる工法)を採用しています。

構造材には木材を使用しており、梁や柱をあえて見せる仕上げにすることで、木のぬくもりや存在感を感じられる、温かみのある空間が広がります。

また、建材や部品を効率的に使い、工期を短縮することでコストを抑えています。そのうえで、内装や設備は厳選されたプランから選択でき、高品質ながら手の届きやすい価格を実現しています。

間取り面は、LDK・水回り・寝室を1階に集約した1階完結型という点も魅力です。上下階の移動が不要となるため、家事効率や日常生活の快適性が大きく向上します。

大屋根を活かした勾配天井のリビングと、小屋裏を利用した「アトリエ」空間がつながる構成も印象的です。開放感と遊び心を感じられる空間設計は、日々の暮らしに豊かさをもたらします。

加えて、全館空調システム「Z空調」を標準搭載しています。高い気密性・断熱性を備えた住まいに、空調システムと換気システムを融合させ、一年を通じて家全体を快適な温度に保つ冷暖房環境が整っています。

福工房

福工房

福工房は「よりよい住まいを若い人たちにも手の届く価格で」をモットーに、木造住宅を提供しているハウスメーカーです。日本の伝統的な木造軸組工法を採用しています。

展示場では、代表的なプランである「土間のある家」を体験できます。玄関戸を開けると、木の香りとともにゆったりとした土間空間が広がるのが魅力です。

来客対応はもちろん、外遊びやガーデニング、ペットの出入りなど、屋内外を気軽に行き来できる動線設計がされています。

床には、板幅や乾燥方法にこだわって仕上げた福工房オリジナルのひのき材を使用しています。低温乾燥技術により木の質感を保ちつつ、夏はさらっと、冬は底冷えを感じにくい快適な足ざわりを実現しています。

外観は、深い軒が落ち着きを感じさせる、飽きのこないシンプルなデザインが特徴です。

素材感と住み心地を大切にしたい方や「無理のない価格で、長く住める家を建てたい」と考える方におすすめです。

美都住販

美都住販

美都住販は、間取り・デザイン・性能・価格のバランスを高水準で満たす家づくりに定評があるハウスメーカーです。展示場では、同社の商品「ZEST」が見学可能で、快適で洗練された住まいを提案しています。

日本の気候や生活様式に適した木造軸組工法を採用し、安心感のある住まいを実現しています。

特に注目すべきは、二世帯住宅に強い設計力です。2つの世帯が“付かず離れずの距離感”で快適に暮らせる「Share time, Share life」をコンセプトに、親世帯と子世帯が心地よく暮らせる間取りを提案しています。

さらに、デザイン面では地元・相模原産の木材を特殊加工した、日本初デザインのウッドパネルを階段に採用しているのも特徴です。自然素材の温もりを感じられるだけでなく、オリジナリティあふれる住空間を演出しています。

性能面においても国内最高水準を誇る「トリプル断熱×トリプルサッシ」の採用で、断熱等級7(現行制度で最高レベルの断熱性能)を実現可能です。一年を通じて快適な室内環境を維持でき、省エネ性と住み心地の両立を可能にしています。

美都住販の住まいは、二世帯住宅を検討する方や、高性能かつデザイン性の高い住まいを求める方にとって理想的な選択肢です。

気になるモデルハウスがあれば、事前予約をしてじっくり見学してみましょう。以下のリンクから相模原住宅公園の見学予約が可能です。

厚木住宅公園

厚木住宅公園

厚木住宅公園はオープンから35年以上の実績を誇る、県央最大規模の住宅展示場です。出展棟数は16棟と今回ご紹介している3展示場内で最多を誇り、大手ハウスメーカーから地域密着のビルダーまで一度に比較できます。

敷地内には多数の駐車スペースがあり、車での来場もしやすい点が魅力です。多くの住宅会社を比較検討したい方におすすめの展示場です。

以下で厚木住宅公園に出展しているハウスメーカーを3つ紹介します。

一条工務店

一条工務店

一条工務店は、厚木住宅公園に2棟が出展しており、そのうちの1棟が「i-smart」シリーズのモデルハウスです。

構造には木造枠組壁工法をベースにした「外内ダブル断熱構法」を採用しています。これは、構造材の外側に50mm、内側に140mmの高性能断熱材を重ねる独自の工法で、住宅全体を断熱材で包み込むように施工するものです。

その結果、極めて高い断熱性と省エネ性を実現し、一年を通じて快適な住環境を提供します。

デザイン面では、二色のタイルを組み合わせた外観が特徴的で、立体感のあるモダンな印象が魅力です。縦長の窓がリズミカルに並ぶことで、洗練された外観の美しさを際立たせています。

間取りにも工夫があり、1階は廊下をなくした設計によって、リビングやキッチンなど生活空間をスムーズにつなげています。移動しやすく、日常の暮らしをより快適にしてくれるでしょう。

さらに、2階にはルーフガーデンを設置しています。近隣からの視線を遮りながら、開放的な外空間を満喫できる設計で、都市型の暮らしにもフィットするスタイルです。

高断熱・省エネ性能とデザイン性を兼ね備えた「i-smart」は、快適さと上質な暮らしを両立させたい方におすすめです。

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)

旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)は、耐震・耐久性に優れた重量鉄骨の三階建て住宅「FREX 3階モデル」を展示しています。

6mm以上の厚鋼材による重量鉄骨構造を採用しており、地震や経年劣化にも強い構造が特徴です。

二世帯住宅を想定した設計で、外壁厚75mmの重厚で高級感のあるフォルムが際立ちます。

また、光と風を取り込む開放的な間取りも魅力のひとつです。7ヵ所にアウトドアリビングを設け、バルコニーや屋上を含めた多層的な空間づくりを実現しています。

都市部で二世帯住宅を検討している方に、実用性とゆとりを兼ね備えた住宅としておすすめします。

アイ工務店

アイ工務店

アイ工務店は、限られた敷地でも空間を最大限に活かす家づくりを得意としています。展示されている「N-ees」は、木造軸組工法 に基づいた2階建てに、スキップフロア(フロアに半階層程度の段差をつけて空間を区切る建築デザイン)を取り入れた5層空間を採用しているのが特徴です。

縦空間を有効に活用することで、敷地の制約を感じさせない間取りを実現しています。

外観はオフホワイト基調のやさしい印象で、室内には大きな吹き抜けと天窓を配置しています。ダイニングとテラスが一体化した開放的な空間に加え、2WAY動線(2方向から出入りできる設計の間取り)のある玄関・リビング・キッチンも日常の利便性を高めているでしょう。

無駄のない間取りと経済的な配慮が両立された暮らしやすい住まいです。

厚木住宅公園内で気になるモデルハウスが見つかったら、事前予約をしてじっくり体感してみましょう。以下のリンクをクリックして見学予約をしてみてください。

神奈川県(相模原・厚木エリア)の住宅展示場で開催されているイベント

神奈川県(相模原・厚木エリア)の住宅展示場で開催されているイベント

住宅展示場では、モデルハウス見学だけでなく、住宅購入を検討する人々や家族向けに、さまざまなイベントや相談会が開催されています。プレゼントやノベルティがもらえることもあり、週末や祝日を中心に多くの来場者でにぎわいます。

以下に、それぞれの住宅展示場で開催されているイベントをまとめました。

展示場名特徴主なイベント内容
レジデンスサイト横浜町田高級志向の来場者に向けたイベントや会場コンセプトに合わせた、趣味嗜好性の高いイベントを多く実施。高級外車・ハイエンド向けブランドとのコラボ/アパート経営セミナー/老後の家じまいセミナーなど
相模原住宅公園子育て世代・若年層に向けた企画が豊富。ファミリー層に親しみやすいイベントを展開。キャラクターショー/親子ワークショップ/ミニSLなどの子育てファミリー向けイベント/住宅ローン・購入比較セミナーなど
厚木住宅公園地域密着型イベントなど。情報発信・交流の場としても活用される。タンブラー作り/さくらんぼ狩り/住宅相談会・セミナー/地域タブロイド紙主催マルシェ/地元ダンスグループの発表パフォーマンスなど

それぞれの展示場では、来場者層に合わせた多彩な企画が用意されており、楽しみながら住まいづくりの情報収集ができます。

住宅展示場を見学する前にしておくべき4つの準備

住宅展示場を見学する前にしておくべき準備

住宅展示場は、家づくりのイメージを広げる絶好の場です。事前に準備をしておくことで、気になるポイントを効率よく見て回れたり、自分たちに合った住まいの方向性がより明確になったりと、見学の満足度が高まります

とくに次の4つを意識すると、限られた時間でも比較・検討ができるでしょう。

  • 家づくりの基礎知識を学ぶ
  • 予算と希望条件を決める
  • 展示場の開催イベントやキャンペーンを調べる
  • 事前に予約する

それぞれ詳しく解説します。

1. 家づくりの基礎知識を学ぶ

家づくりの基本を知らないまま展示場を見学しても、各モデルハウスの違いがよくわからず、自分たちに合う住まいを見極めにくくなります。したがって代表的な工法について理解しておくことが大切です。

以下は主な工法の一覧です。

工法名特徴
木造軸組工法日本の伝統工法。柱・梁・筋交いを組み合わせて骨組みを作り、その骨組みで建物を支える方法。
2×4工法(木造枠組壁工法)厚さ2インチ、幅4インチの角材を使って壁や床を組み立てる工法。壁・床・天井の面で支えるため耐震性や気密性に優れる。
2×6工法厚さ2インチ、幅6インチの角材を使って壁や床を組み立てる工法。厚い断熱材を入れられるため、より高い断熱性・省エネ性が得られる。
木質パネル接着工法木質パネル同士を高分子接着剤などで接合し、床・壁・屋根の6面体を形成する工法
木質系プレハブ工法工場でパネルを製造し、現場で組み立てる工法。工期が短縮されコストを削減でき、品質が高い。
ユニット系プレハブ工法工場で製作した鉄骨・木造のユニットを現場で組み合わせて完成させる工法。短工期・高耐久。
鉄骨系プレハブ工法工場で製造された軽量鉄骨の柱や梁などを現場で組み立てる工法。耐震・耐久性に優れる。軽量鉄骨造の住宅の多くはプレハブ工法で建てられる。
鉄骨+ALC工法鉄骨と軽量気泡コンクリートパネルを組み合わせた高耐久工法。耐熱性にも優れている。
重量鉄骨構造骨組みに厚さ6mm以上の鋼材を用いた構造
コンクリート系プレハブ工法工場で製造したコンクリートパネルを現場で組み建てる工法。遮音性・耐火性・耐久性に優れる。
ラーメン構造(SE構法)柱と梁で建物を支える構造。大空間を実現でき、開口窓も大きく設置できる。

これらの工法を知ったうえでモデルハウスを見学すると、判断基準が明確になり、納得感のある比較ができます。

2. 予算と希望条件を決める

住宅展示場へ行く前に「どんな家を建てたいのか」「どのくらいの予算を想定しているのか」など、予算や条件について家族で話し合うことをおすすめします。

たとえば「建物本体価格は3,000万円以内」「延床面積は30坪以上」など、条件を事前に決めておけば、見学時のチェックポイントが明確になり、担当者からの提案内容にも納得しやすくなります。

土地が未確定の場合は、希望するエリアや敷地の広さ、周辺環境、土地購入にかけられる予算なども検討しましょう。条件が曖昧なままだと比較しにくく、せっかくの見学がぼんやりとした印象で終わってしまうこともあります。

3. 展示場の開催イベントやキャンペーンを調べる

住宅展示場では、週末や祝日を中心に、家族向けイベントやお得なキャンペーンが開催されていることがあります。見学のタイミングを選ぶうえでも、事前にスケジュールを確認しておくのがおすすめです。

たとえば、小さなお子様がいる家庭なら、キャラクターショーやワークショップのある日に訪れると、家族で過ごしやすくなります。また、来場者限定のプレゼントやノベルティがもらえるケースもあるため、こうした情報も事前にチェックしておくとよいでしょう。

4. 事前に予約する

見学したいモデルハウスが決まっている場合は、事前に予約をしておくとスムーズです。待ち時間なく案内を受けられたり、経験豊富な担当者が対応してくれる可能性が高まったりするなど、当日の満足度も向上します。

特に、具体的な希望条件や間取りのイメージがある場合は、予約時にそれらの情報を記載しておくことで、当日はそれに沿った説明や提案を受けやすくなり、より充実した見学につながります。

見学の質を高めるためにも、気になるモデルハウスがあれば、事前予約をしてじっくりと確認してみましょう。以下のリンクから予約が可能です。

住宅展示場を見学する時にチェックしておきたい7つのポイント

住宅展示場を見学する時にチェックしておきたいポイント

住宅展示場では複数のモデルハウスを効率よく見学できますが、注目すべきポイントを事前に押さえておかないと、ただ見て回るだけで終わってしまいがちです。

納得のいく家づくりにつなげるためには、以下の7つの視点を意識しながら見学してみましょう。

  • 内装・設備のグレードと標準仕様の違い
  • 部屋の配置・大きさ・寸法など
  • デザイン・インテリア
  • 窓の配置や光の入り方、風の通り方
  • 住宅性能(断熱性・気密性・耐震性・省エネ性能など)
  • 営業担当者の対応や相性
  • 保証内容とアフターサービスの充実度

それぞれ詳しく解説します。

1. 内装・設備のグレードと標準仕様の違い

モデルハウスは多くの場合、標準仕様ではなくオプションを含んだハイグレードな仕様でつくられています。キッチンや床材、建具などが、実際の標準仕様とは異なるケースがほとんどです。

見学時には「どこまでが標準で、どこからがオプションか」を営業担当者に確認し、実際に建てた場合の仕様や費用感をイメージできるようにしておきましょう。標準仕様でない場合は追加費用が発生するため、提示された本体価格と実際の総額との違いも把握してください。

また、展示されているモデルハウスをそのまま建てられるわけではないことも念頭に置く必要があります。

2. 部屋の配置・大きさ・寸法

モデルハウス見学では、図面ではわからない「実寸の感覚」を体感することが大切です。部屋の広さや天井の高さ、小上がりの座り心地などは、実際に立ったり座ったりしながら確認してみましょう。

特にキッチンは、移動や作業のしやすさが生活の快適さを左右します。以下のポイントも忘れずチェックしましょう。

  • 作業スペース
  • 通路幅
  • 冷蔵庫や食器棚との位置関係
  • 食洗機の配置
  • 作業台の高さ

また、収納の間口や奥行きなど、図面や担当者の説明だけでは把握しきれない部分も多いため、スケール(巻尺)を持参してその場で測るのがおすすめです。「ちょうどいい高さ」「もう少し広い方がいい」といった内容をその都度メモしておくと、比較や検討の際に役立ちます。

3. デザイン・インテリア

デザインやインテリアが気に入るかどうかという点は、モデルハウス見学で重要な要素の一つです。

モダン・ナチュラル・和モダン・ラグジュアリーなど、ハウスメーカーごとに得意とするテイストやデザインの傾向が異なります。

また、家づくりにはある程度の自由度があるものの、メーカーによって提案力や経験値には差があります。そのため、モデルハウスで全体の雰囲気や仕上がりのテイストを確認しておくことが重要です。

事前に理想とする住まいのイメージをある程度固めておくと、よりスムーズに比較・判断ができ、フィットするハウスメーカーを見つけやすくなります。

4. 窓の配置や光の入り方、風の通り方

家の快適性を左右する要素として、日中の明るさや風通しの良さも重要です。窓を開けたときに心地よい風が吹き抜けるかどうかは、快適な生活に欠かせません

モデルハウスでは接客導線の関係で実際の暮らしとは異なる場合がありますが、採光の工夫(足元や天井付近のFIX窓など)や換気機能(全館空調など)もあわせてチェックしましょう。光の入り方やプライバシーの守り方も実際に確認できるため、住宅設計の参考になります。

見学時には、窓の配置やサイズ、開閉のしやすさを実際に目で見て確認し、可能であれば窓を開けて風の流れも体感してみましょう。

5. 住宅性能(断熱性・気密性・耐震性・省エネ性能など)

住宅性能は、大きくわけて断熱性能・気密性能・耐震性能・省エネ性能の4つにわけられます。

以下でそれぞれの注目すべき基準・指標を表にまとめました。

性能注目すべき基準・指標
断熱性能断熱性能を示す基準となるのがUA値。UA値が低い方が熱が逃げにくい。東京などの都市部では0.87W/㎡K以下であることが必須になっている。
気密性能気密性能を示す基準となるのがC値。C値が低い方が気密性が高い。1.0が目安。
耐震性能耐震性能は耐震等級という等級で分けられている。耐震等級1は、建築基準法が定める耐震基準と同レベル。
省エネ性能省エネ性能を示すものにBEI(一次エネルギー消費量指標)というものがある。BEIとは、建物がどれほど効率よくエネルギーを使っているかを示す指標。1以下が省エネ基準。

これらは、住み心地や光熱費、さらには補助金の対象にも関わる重要な要素です。

住宅性能に関する補助金は、以下のようなものがあります。

補助金の種類補助金の目安主な対象・条件特徴
ZEH補助金55万円(ZEH)90万円(ZEH+)ZEH基準を満たす住宅 など太陽光発電設備や省エネ設備導入で補助金受給可能。蓄電池など追加補助あり。
GX志向型住宅の補助金最大160万円・高性能住宅(ZEH以上)・世帯制限なし など補助額が高い。グリーン住宅支援事業者のみ申請可能。
長期優良住宅補助金約80万円長期優良住宅の認定取得 など所得税や不動産取得税などの税制優遇措置を受けられる。
自治体独自の補助金(相模原市)例)利子の一部を2年間補助(対象借入額:100万円~600万円)例)・市内居住の勤労者(同一事業所に1年以上勤務)・中央労働金庫で10年以上の融資利用など地域ごとに制度内容が異なる。

参考:ZEH補助金「令和7年度 二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 公募要領 <個人申請編>

子育てグリーン住宅支援事業「注文住宅の新築

相模原市「住宅資金借入の際の助成制度

国の補助金制度(ZEH補助金や長期優良住宅補助など)を活用すれば、条件を満たした場合に数十万円〜数百万円の支援を受けられる可能性があります。

さらに、自治体ごとに独自の補助制度を設けているケースもあります。たとえば相模原市では「勤労者住宅資金利子補給制度」があり、住宅ローンを利用して新築や購入をした勤労者に対して、支払う利子の一部を市が補助します。

国の補助金制度や自治体ごとに独自の補助制度は、制度ごとに条件が異なります。ご自身の住宅が対象となるかは、補助金制度の公式サイトや自治体のホームページなどを確認して、条件を把握しましょう。

※なお、補助金にはいずれも予算上限や申請期限が設定されており、条件を満たしていても、申込件数が上限に達した場合は受給できないことがあります。

6. 営業担当者との相性や対応力

契約時の営業担当者は、家づくりに関する総合窓口の役割を担います。展示場での対応を通じて、以下の点をチェックしてみましょう。

  • 質問に誠実に答えてくれるか
  • 不明点は後日調べて報告してくれるか
  • メリットだけでなくデメリットも伝えてくれるか

こうした姿勢は、家づくり全体の満足度に直結します。見学時は「この人と安心して相談を続けられそうか」を見極める意識を持つとよいでしょう。

7. 保証内容とアフターサービスの充実度

見学時には、建てた後の保証やメンテナンス体制も確認しておきましょう。

住宅の基礎・土台・柱・外壁については、法律により10年間の保証が義務付けられています。それ以外の部分はハウスメーカーごとに保証内容や期間が異なるため、注意が必要です。

また「30年保証」「60年保証」といった長期保証を掲げていても、実際には定期的な有償メンテナンスや点検を受けることが条件となるケースが多くあります。保証を継続する条件を事前に確認しておくことが大切です。

チェックすべき主な項目は以下のとおりです。

  • 保証の対象範囲(どこまでカバーされるか)
  • 保証期間と延長の可否
  • 点検の頻度や回数
  • 無償/有償の区分
  • 保証を受けるための条件(指定業者による点検・有償メンテナンスなど)

将来の維持コストも含めて比較検討することで、安心できるメーカー選びにつながります。

住宅展示場を見学する流れ

住宅展示譲を見学する流れ

住宅展示場を効果的に活用するには、当日の見学の流れを押さえておくことが必要です。手順を把握しておけば、限られた時間で必要な情報を効率よく収集でき、比較検討の質も高まります。

順番内容
① モデルハウスでのアンケート記入来場時に家づくりへの希望や好みをアンケートで回答。どのような住宅に興味があるかを整理できる。
② モデルハウス見学+説明を受ける営業担当またはアドバイザーと一緒に見学。建売ではないため、家づくりのイメージを膨らませるためにキッチンや収納など、ポイントごとに切り取り、気に入ったところを詳細の説明を受けると効率的に見学ができる。
③ インフォメーションハウスでアンケート回答見学後に全体の感想や気になった点をまとめてアンケートに記入。

モデルハウスは予約なしでも見学が可能ですが、営業担当者が不在で説明を聞けない場合もあります。しっかりと説明を聞いて見学をしたい方には、見学予約がおすすめです。

また、モデルハウスの見学には、大きく分けて2つの方法があります。

ひとつは、事前にWEBサイトなどで情報をリサーチしてから見学する方法です。自分たちが重視したいポイントや好みに合う住宅(例:和室のある間取りやガレージ付きの家など)をあらかじめチェックし、見学予約をしてから訪問することで、効率よく情報を収集できます。

もうひとつは、展示場に足を運んでから、建物の外観やキャンペーン情報をもとに気になったモデルハウスを見学する方法です。イベントやプレゼント企画などをきっかけに気軽に立ち寄れるため、具体的なイメージが固まっていない方にもおすすめです。

複数のモデルハウスを見て比較することで、自分たちの理想がより明確になることもあります。

住宅展示場を見学する際の注意点

展示場を見学する際は、その場の雰囲気や営業トークに流されず、冷静に比較することが大切です。

「今ならキャンペーンで安くなります」といった即決を促す言葉を聞いても、焦って契約を決めないよう注意しましょう。住宅は数千万円規模の大きな買い物です。あとから「思っていたのと違った」と気づいても、簡単にはやり直せないため、慎重に判断してください。

複数のハウスメーカーや工務店を比較し、間取り・価格・性能・保証などの要素を総合的に検討することが重要です。時間をかけて情報を整理し、納得いく決断をしましょう。

神奈川県(相模原・厚木エリア)の住宅展示場をお探しの方へ

神奈川県(相模原・厚木エリア)の住宅展示場をお探しの方へ

本記事では、神奈川県(相模原・厚木エリア)の住宅展示場とハウスメーカーを紹介し、展示場の選び方や、見学時にチェックすべきポイントを解説しました。展示場を訪れる際は、あらかじめ希望や条件を整理しておくと、理想に近いハウスメーカーを効率よく見つけやすくなります

神奈川県で住宅展示場をお探しの方には、以下の展示場がおすすめです。

また、今回紹介した会場以外にも多くの展示場があります。展示場ごとにコンセプトや特徴も異なるため、自分に合った会場を選んで見学してみましょう。

レジデンスサイト横浜町田高級志向の方向け、各社の代表商品・最上位モデルが集結
相模原住宅公園ファミリー層に人気、手頃な価格帯の住宅を比較できるコンパクト展示場
厚木住宅公園全16棟を一度に比較できる県央最大規模の展示場

どの展示場も交通アクセスが良く、週末にはセミナーやファミリー向けイベントも多数開催されています。

相模原や厚木エリアで住宅展示場をお探しの方は、ぜひ一度足を運んでみてください。理想の住まいを見つける第一歩を、安心できる環境で踏み出せます。