北欧スタイルとは、北ヨーロッパのデンマークやノルウェー、フィンランド、スウェーデン発祥のインテリアスタイルです。寒さが厳しく冬が長い北欧では、室内で過ごす時間が長いため、シンプルで飽きのこないインテリアスタイルが確立されていきました。この記事では、北欧風のおしゃれな部屋をつくるコツや取り入れたいインテリアを紹介します。
この記事の目次
北欧風部屋づくりのコツ①カラーを決める
北欧風部屋づくりのポイントの1つは、テーマカラーを決めること。空間全体の75%を占めるベースカラー、20%を占めるメインカラー、そして5%を占めるアクセントカラーの3つでまとめます。北欧インテリアのベースカラーとメインカラーは、白やベージュ、グレー、黒といった定番カラーが中心です。まずは、北欧テイストを感じさせる色の選び方を見ていきましょう。
1.ライトグレー×白の明るい北欧カラー
ライトグレー×白の組み合わせは明るい北欧カラーです。インテリアに取り入れると、シンプルでクールな印象に。広々とした開放感を意識すると、リラックスできる空間になりますよ。物足りなさを感じる場合は、差し色を取り入れたり小物をプラスしたりしてみましょう。
2.ダークグレー×黒の暗め北欧カラー
ダークグレー×黒の組み合わせは、暗めの北欧カラー。重厚感があるので、落ち着いた雰囲気になるでしょう。合わせる壁紙のカラーもグレーがおすすめ!コンパクトなスペースは床を白っぽくし、壁面を暗めにすると空間が広く見えます。
3.ベージュ×グリーンのナチュラルな北欧カラー
ベージュ×グリーンの配色は、ナチュラルな印象。幹や枝がベージュ系で葉がグリーン系の木などのイメージがあるからでしょう。温かみがあり、リラックスできる色の組み合わせです。モダンな印象のモノトーン配色に対して、どこかほっとする懐かしさのある雰囲気に仕上がります。
4.アクセントカラー
シンプルで淡い色のインテリアで物足りないときは、アクセントカラーをプラス!ヴィヴィッドカラーをアクセントに足すとスタイリッシュになります。パステルカラーのアクセントはやわらかな印象に。ダスティパステルやスモーキーパステルのようなトーンを選ぶと、華やかさと落ち着きの両方が手に入ります。
北欧風部屋づくりのコツ②家具を選ぶ
北欧風部屋づくりでは、家具の選び方も大切です。ポイントは、温かみやナチュラル感のある家具を選ぶこと。素材やデザインにも北欧テイストを感じさせる家具を選ぶと、部屋全体の印象が整います。
1.シンプルな北欧デザインの家具
北欧デザインの家具は、実用性と機能性を兼ね備えたシンプルなデザインが主流です。家具は長く使い続けることを前提としているので、飽きのこないシンプルなものが向いています。北欧を代表する有名デザイナーの「ハンス・J・ウェグナー」や「アルネ・ヤコブセン」などの家具を選ぶと魅力あふれる部屋になります。
2.すっきり見せる脚付きの家具
北欧スタイルの家具には、脚付きのデザインが多くあります。床暖房やセントラルヒーティングなどを取り入れた住環境に暮らす北欧では、熱による家具への影響を考えて脚付きのデザインが生まれたそうです。床の色と家具の色を合わせると統一感が出てよりおしゃれに。
3.天然素材でつくられた家具
木材が豊富な北欧では、ウッディ素材の家具が主流。天然素材の家具は、ナチュラルなテイストやぬくもり感を伝えてくれます。日本の住宅は木材が多く使用されているので、北欧家具との相性抜群!北欧ヴィンテージを感じる空間に部屋をコーディネートしたい場合は、経年変化が楽しめる天然レザー素材のソファがおすすめです。
北欧風部屋づくりのコツ③小物にこだわる
北欧風部屋づくりには、アクセントになるような小物が欠かせません。選び方のポイントは、明るい色やポップな雰囲気を感じさせるものを選ぶこと。北欧をイメージさせる定番デザインもおすすめです。
1.北欧デザイナーによるおしゃれな照明
北欧デザインの照明は、電気を灯していないときにも美しさが堪能できるデザインが特徴です。ダイニングやリビング、寝室と部屋ごとにデザインを変えたペンダントライトを選んでも素敵。風や松ぼっくりといった自然をモチーフにしたユニークなデザインが人気です。
北欧デザイナーの「ポール・ヘニングセン」による「PH 5」、「アルネ・ヤコブセン」による「ベルビューランプ」、「サイモン・カーコフ」による「Norm69ランプシェード」などがよく知られています。テーブルライトやフロアライトを取り入れて多灯使いをすると、よりおしゃれな北欧風の部屋になるでしょう。
2.北欧デザインのファブリックアイテム
ファブリックも北欧風の部屋づくりに欠かせないアイテムです。クッションカバー、テーブルクロス、ブランケット、カーテン、キッチンクロス、壁紙などで、家の中のあらゆる場所に手軽に取り入れられます。自然が豊かな北欧では、花や植物、鳥や動物といった自然モチーフが多く見られます。これは長い冬の間、外で遊べない子どもたちが自然を身近に感じられるように、と生み出されたものだそうです。
その他、シンプルでミニマルな幾何学模様も人気。部屋のアクセントや差し色になるようなアイテムを取り入れてみましょう。
3.ファーやニットなどのぬくもり素材
シンプルでクールな印象の北欧インテリアに、ファー素材やニット素材の小物をプラスすることで、ぬくもりが生まれます。小物であれば季節ごとの入れ替えが簡単にできるので、取り入れやすいでしょう。玄関マットやベッドの足元のラグをニット素材のものやシープスキンにするだけで印象が変わります。クッションカバーやブランケットで取り入れるのもコツです。
【部屋別】おしゃれに取り入れたい北欧インテリア
最後に、リビング、ベッドルーム、子ども部屋と、部屋ごとに取り入れたい北欧インテリアのポイントを見ていきましょう。
リビング
家族が集まりお客様も訪れることが多いリビングは、ソファやテーブルなどの大型家具が主役になる空間。北欧テイストの大型家具を選べば、部屋も北欧風に近づきます。
おすすめは、ラグやクッションカバーなどのファブリックアイテム。差し色やアクセントとして取り入れやすいでしょう。また、壁の一面をペイントしたり壁紙を使ったりしてアクセントウォールにすると、おしゃれな雰囲気になります。パステルカラーや北欧デザインの壁紙を使ってコーディネートしてみましょう。
ベッドルーム
ベッドルームでは、ベッドが主役。ベッドシーツやコンフォーターカバーのようなリネン類の色や素材選びで印象が変わります。すっきりと落ち着いたベーシックカラーのグラデーション使いをベースに、北欧デザインをワンポイントで取り入れるとおしゃれに見えますよ。
子ども部屋
子ども部屋に北欧インテリアを取り入れる場合は、淡い色味の家具や小物がおすすめ。パステルカラーを差し色として、取り入れましょう。ウォールステッカーやガーランド、キャノピーなどの小物をプラスすると、子どもらしさと北欧っぽさがアップします。
北欧風のモデルハウスがある住宅展示場へ行ってみよう!
実際に住宅展示場でモデルハウスを見学すると、部屋づくりをイメージしやすくなるでしょう。北欧デザインで建てられた家や北欧風インテリアでまとめられた部屋を見学できる展示場をチェックしてみてください。
tvkハウジングたまプラーザ
大理石張りの暖炉やおしゃれなペンダントライトといった、北欧インテリアを取り入れたモデルハウスが見学できます。白をベースにしたリビングやブラックを取り入れたキッチンを組み合わせた、モダンな北欧インテリアが映える空間もチェックしてみてください。
tvkハウジングたまプラーザ
緑ゆたかな住宅街をつなぐ東急田園都市線・たまプラーザ駅南口より徒歩1分。 住宅展示場周辺には、ショッピングセンターなど商業施設が整っており、住んでみたい街として人気のひときわスタイリッシュな住宅エリア。木々の織り成す景観を楽しみながら、お散歩感覚で最新のモデルハウスをご見学いただける、「tvkハウジングたまプラーザ」へぜひご家族そろってお越しください。
相模原住宅公園
北欧らしいパイン材の内装や、ゆったりとした吹き抜けがあるモデルハウスがあります。また、開放感のある吹き抜けやナチュラルなフローリングを備えた、北欧ナチュラルな2世帯住宅も見学可能です。
相模原住宅公園
相模原住宅公園は、「“優しい住まい(空間)”、“快適な暮らし(生活)”」の提案を目指した住宅展示場です。16棟のモデルハウスでは、最先端のデザイン・設備をご見学でき、センターハウスに常設されている『快環ルーム』では、東京ガスによる快適な暮らしの提案をご覧いただくことができます。理想の住まいづくりにぜひご活用ください。パイン材の内装やナチュラルなフローリング、開放的でゆったりとした吹き抜けなど北欧インテリアのモデルハウスをチェックしてみましょう。
北欧風に近づくコツを知っておしゃれな部屋をつくろう
北欧風の部屋をつくるポイントは、北欧を感じさせるカラーや家具を取り入れること。木の家具や北欧デザインの照明を選ぶと、シンプルでナチュラルな北欧風の部屋になるでしょう。また、アクセントになる差し色アイテムや、ぬくもりを感じさせる小物などでおしゃれな空間を演出するのもおすすめです。ぜひ実際に北欧デザインのモデルハウスがある住宅展示場を訪れて、家や部屋づくりのイメージを膨らませてください。