憧れのアンティークな部屋は、スタイルやコツを押さえれば手に入れられます。歴史ある家具を購入することが難しくても、スタイルに合わせたカラーやコツを取り入れるだけでおしゃれなアンティーク部屋に仕上がるはずです。本記事では憧れのアンティークな部屋にするためのコツやスタイル、インテリアを紹介します。
この記事の目次
アンティークな部屋にするためのコツ
アンティークな部屋にするためには、まずはどんなスタイルにするかを決めることが大切です。スタイルが決まれば壁や床、家具などを揃えられ、アンティークな部屋に仕上がります。
スタイルを決める
スタイルを決めることが、部屋の雰囲気づくりの第一歩です。アンティークはフレンチや英国、北欧、ヴィンテージなどいくつかの種類に分かれます。それぞれの特徴や雰囲気をチェックし、好みのスタイルを選びましょう。
壁や床にこだわる
絵柄のある壁紙を使用したり、床にマットや絨毯を敷いたりするとアンティークな雰囲気をつくれます。それぞれのスタイルによって、壁や床のカラーや柄が異なるので統一感を持たせるのがポイントです。
壁紙は壁一面に取り入れても、壁腰に貼り付けるような部分的な使い方でも、アンティークな雰囲気に仕上がります。床に敷くマットや絨毯は、カラーや柄が多彩です。そのため、オリジナルの組み合わせをつくれます。
家具を取り入れる
大きな家具やアイテムを部屋に設置すると目をひくため、手早くイメージを変えられます。
特にソファーは存在感のあるアイテム。アンティークのソファーを設置するだけで、グッとアンティークな部屋に近づきます。大きな家具を用意できなかったり、置くのに抵抗があったりする場合は、アンティークの鏡やかご、照明などを取り入れると良いでしょう。
【スタイル別】アンティークな部屋の特徴
続いては、アンティークのスタイル別にそれぞれの特徴を見ていきましょう。テーマになる色やインテリアのポイント、おすすめのアイテムなどをまとめていますので、お部屋づくりの参考にしてみてくださいね。
フレンチスタイル
フレンチスタイルの特徴は、フェミニンで端整なフォルムと優しいトーンの色合いです。基本のカラーは、ホワイトやキナリ。そこへグレイッシュ系やライトベージュなどのカラーを使い、2色でまとめるのがポイントです。
使い込まれたアンティーク家具をインテリアの中心にすると、より雰囲気が出るでしょう。おすすめのアイテムは、ロマンティックなシャンデリアや猫脚の家具です。
英国スタイル
英国スタイルの特徴は、クラシカルで重厚感のある無垢材の家具を中心としたインテリアです。基本のカラーは、ダークブラウン。部屋づくりのポイントは、マホガニーやオークの無垢材を使用したダークブラウンのアンティーク家具を取り入れることです。
壁紙やファブリックに花柄や鳥柄といった自然をモチーフにしたデザインを組み合わせるとより素敵な部屋に仕上がります。おすすめのアイテムは、チェストやサイドテーブルです。小ぶりなサイズなので取り入れやすいでしょう。
北欧スタイル
シンプルでナチュラルなインテリアをベースに北欧のアンティーク家具やヴィンテージ家具を取り入れているのが、北欧スタイルの特徴です。基本のカラーは、ホワイト。明るいイエローやブルーをさし色に使うとおしゃれな空間に仕上がります。
部屋づくりのポイントは、レトロなデザインや幾何学模様のファブリックを壁紙やラグ、カーテンなどに使うことです。脚付きのサイドボードや北欧デザインを代表するハンス・J・ウェグナーやアルネ・ヤコブセンなどのデザイナーズチェアを取り入れると北欧スタイルに仕上がります。
北欧風の部屋づくりで家をおしゃれに! 実践しやすいコツやインテリアを紹介
北欧スタイルとは、北ヨーロッパのデンマークやノルウェー、フィンランド、スウェーデン発祥のインテリアスタイルです。寒さが厳しく冬が長い北欧では、室内で過ごす時間が長いため、シンプルで飽きのこないインテリアスタイルが確立されていきました。この記事では、北欧風のおしゃれな部屋をつくるコツや取り入れたいインテリアを紹介します。
ヴィンテージスタイル
ヴィンテージスタイルは、古くて価値のあるものや由緒のある年代のものを取り入れたインテリアです。倉庫や工場が多いブルックリン地域から生まれたブルックリンスタイルや、無機質なアイテムが多いインダストリアルスタイルなどさまざまなスタイルがあります。
基本のカラーは、黒や鈍い金属の色。部屋づくりのポイントは、使い込まれた古材や鉄、革などを取り入れることです。レザーソファや古材シェルフがあると、より雰囲気が高まります。
【スタイル別】アンティークな部屋の実例
ここからは、実際にアンティークのスタイルを取り入れたインテリア実例を見ていきましょう。それぞれのスタイル別に色の合わせ方や家具の選び方、配置などを決めてください。
フレンチスタイルはホワイトを基調に優しいカラーでまとめる
ホワイトの家具で統一されたフレンチスタイルのLDKです。同じホワイトでも素材で変化をつけると、こなれた雰囲気に仕上がります。レースはフレンチスタイルに欠かせないアイテムなので、どこかに取り入れると良いでしょう。また、窓にホワイトの枠をつけると、フレンチテイストをより演出できます。
家具は、滑らかな曲線を描いた猫脚がポイント。クラシカルな柄と淡いカラーの壁紙もフレンチスタイルに良く合います。キッチンもホワイトの家具でまとめると、統一感がアップします。
英国スタイルはダークブラウンの無垢材家具を取り入れる
ダークブラウンの家具に合う濃いカラーが基調となる英国スタイルですが、壁をホワイトにするとコントラストが映えます。英国アンティーク家具はチェスト、キャビネット、椅子、コーヒーテーブルなどが、取り入れやすくおすすめです。部屋の一角にまとめて飾ると英国アンティークコーナーができますよ。壁紙やファブリックに、花柄や鳥柄、クラシカルなダマスク模様を取り入れても素敵です。
北欧スタイルはシンプルでナチュルな家具でまとめる
ホワイトを基調にした空間に、シンプルでナチュラルな白木の家具を配置した北欧スタイル。木のフローリング材や家具の色味をそろえると統一感が出ます。曲木の技法を使ったものなど北欧デザインの椅子をプラスすると、より本格的になるでしょう。
背が低めで脚がついているレトロテイストなデザインのサイドボードもおすすめです。植物を飾る花台やデコレーションスペースとしても活用できます。
ヴィンテージスタイルはダークカラーをベースにまとめる
黒やブラウンなどダーク系の色味を多く取り入れるヴィンテージスタイルでは、使い込まれたエイジング家具やインダストリアルな素材がおすすめです。レンガの壁をアクセントウォールにすると、ブルックリンスタイルの雰囲気に仕上がります。
経年変化が楽しめる本革のソファがあると、ヴィンテージ感がアップ。さらに、古材を棚板にしたシェルフなどを取り入れると、おしゃれなデコレーションスペースとして活用できます。インダストリアルなスチールやパイプと組み合わせたデザインも人気です。
アンティークな部屋のモデルハウスがある住宅展示場へ足を運ぼう
実際に住宅展示場でモデルハウスを見学すると、インテリアのイメージがわき、部屋づくりが進めやすくなります。アンティークのスタイルでまとめられた家やお部屋を見学できる展示場をチェックしてみましょう。
港北インター住宅公園
第三京浜・首都高速「横浜港北JCT」が目の前にある港北インター住宅公園には、 最新のモデルハウスが結集しています。フレンチスタイルのインテリアや、北欧ヴィンテージスタイルのインテリアを取り入れたモデルハウスなど参考にしたくなるインテリアがたくさんありますよ。
港北インター住宅公園
ハウジングリゾート「港北インター住宅公園」は、第三京浜・首都高速「横浜港北JCT」目の前という利便さに加え、リゾート地の家並みのような広々ゆったりとした住宅展示場です。 住まいの最新モデルハウスが結集した当会場で、快適な住まいを実際に見て触れてお確かめください。
ハウジングプラザ横須賀
横須賀市内で一番賑わいのある平成町の中心部にあるハウジングプラザ横須賀には、大手住宅メーカーのモデルハウスが建ち並んでいます。フレンチカントリーやアンティークテイストのモデルハウスなどもあるので、参考になるでしょう。
ハウジングプラザ横須賀
住宅展示場周辺には、ショッピングセンターや大型スーパーなど商業施設が整っており、横須賀市内で一番賑わいのある平成町の中心部に位置します。住みやすい街として人気のこのエリアで、大手住宅メーカー11社が個性あふれる住まいづくりをご提案します。
コツを抑えて憧れのアンティークスタイルの部屋づくりをしよう
アンティークの部屋をつくるポイントは、それぞれの特徴を感じさせるカラーやインテリアを取り入れること。キーとなる家具を取り入れ、アクセントになる差し色アイテムや小物などでおしゃれな空間を演出するのもおすすめです。実際にアンティークを取り入れたモデルハウスのある住宅展示場を訪れて、部屋づくりのイメージを膨らませてください。